SixTONESの松村北斗(30歳)と11歳の子役・上田悠斗が、10月10日公開の実写映画『秒速5センチメートル』完成報告会に都内で揃って登壇した。本作は、『君の名は。』『天気の子』『すずめの戸締まり』など、数々の大ヒット作を生み出してきた新海誠監督の2007年公開の劇場アニメーションを原作に、主人公・遠野貴樹の18年間にわたる人生の軌跡を描いている。
主人公・貴樹を演じる松村に対し、幼少期の役を務める上田は松村の大ファンであることを告白。初めて同じ役を演じる緊張感と喜びが交錯し、「すごく怖くて、初めてのことで不安もあったけど、やれてうれしい気持ちが込み上げてきた」と複雑な心境を明かした。
一方の松村は、現場で初対面した際の様子を回想し、「同じシーンは撮っていなかったが、初めて会ったときは会話も少なく、緊張しているようだった」と苦笑混じりに語る。その後の交流でも、上田から「好き」という言葉を一度も聞けていないと明かした。これにMCが「松村さんのこと、好きですか?」と尋ねると、上田は照れながら「はい、好きですよ…」と語り、会場を和ませた。
松村は「お母さんに好きかどうか聞かれた時と同じ感じですね(笑)。でも本当にうれしい」と笑顔で応じ、温かな絆が感じられるひとときとなった。
加えて、この完成報告会には高畑充希、白山乃愛、吉岡秀隆、森七菜、宮崎あおい、そして奥山由之監督も出席し、和やかな雰囲気の中で公開を待ちわびるファンの期待を高めた。