映画『ヒックとドラゴン』(9月5日公開)と人気漫画『NARUTO-ナルト-』の夢のコラボビジュアルが、岸本斉史による描き下ろしで公開された。この斬新なビジュアルでは、広大な空を力強く駆ける主人公ヒックとそのドラゴン、トゥース、そして豪快に跳躍するナルトとガマ吉が鮮やかに描かれている。
異なる世界観を持つ二つの物語が、「友情と成長」という普遍的なテーマを通じて交錯し、次元を超えたグータッチで互いの勇気と冒険心を共有する姿は、見る者の胸を熱くする。
『NARUTO-ナルト-』は、落ちこぼれ忍者であるうずまきナルトが、里の最高忍「火影」を目指して数々の試練を乗り越え、仲間とともに成長を遂げる壮大な忍者物語。一方、『ヒックとドラゴン』は、2010年のアニメ作品を基に実写化され、勇敢さが成長の証とされるバイキングの世界を舞台に、少年ヒックが伝説のドラゴン・トゥースと出会い、自身の可能性を切り開いていく姿が描かれている。
この二つの作品は、忍の里とバイキングの島という異なる文化背景を持ちながらも、「友情」と「成長」に焦点を当てる点で共通している。その深いテーマ性がファンの心に強く訴えかけ、両作を繋ぐ架け橋となっている。
岸本斉史はこのコラボに対して、「アニメ『ヒックとドラゴン』はとにかく面白く、漫画家仲間の間でも完成度の高い傑作として知られています。今回の実写版はそれをさらに超える面白さで、実写のドラゴンの背中に乗る感覚は言葉にならないほどです」とコメント。その熱い想いが今回のビジュアルに凝縮されている。
果たして、“ヒックとトゥース”の壮大な冒険がどのような新たな次元へ我々を誘うのか。二つの世界の融合がもたらす未来に、期待は高まるばかりだ。