俳優の波瑠と川栄李奈がW主演を務めるTBS系金曜ドラマ『フェイクマミー』(毎週金曜後10時)の第6話に、女優の島崎和歌子がゲスト出演することが正式に発表された。本作は異なる人生を歩んできた二人の女性が「母親なりすまし」という禁断の契約を交わし、家族の絆と秘密が錯綜するファミリークライム・エンターテインメントである。
波瑠が演じる花村薫は、大手企業でキャリアを積んだ後に退職し、転職活動に苦戦する女性である。そんな彼女が出会ったのは、元ヤンキーでありながらベンチャー企業「RAINBOWLAB」の社長を務めるシングルマザー、日高茉海恵(川栄李奈)であった。薫は茉海恵の娘・いろはの家庭教師に就任し、さらに茉海恵から「お受験当日に代わりに面接を受けてほしい」と依頼される。この危うい“母親業のアウトソーシング”が二人の生活を一変させ、嘘と軋轢に満ちた物語が始まる。
今回、島崎が演じるのは茉海恵の母、日高ミツコという人物である。西伊豆で漁師の夫と息子たちと暮らしており、早寝早起きの習慣を持つ孫いろはにとってエネルギッシュな“おばあちゃん”として存在感を放つ。時折大量の魚介類を気まぐれに送って家族を喜ばせる優しさは、物語に温かみを添えている。
島崎和歌子は、「17年ぶりに金曜ドラマの現場に戻れて非常に感慨深い」と語り、出演が解禁された際には「詳細を言わないように」との指示を受け、ドッキリかと思ったと当時の心境を明かしている。また「この作品に出会えたこと、そしてフェイクマミーチームと共に応援できることが嬉しい」とチームワークの妙を強調した。母親役の経験は豊富だが、今回初めて“おばあちゃん役”に挑戦したことも話し、撮影時に方言の多さに苦戦したエピソードも披露。家族の絆を彩るその演技に期待が高まる。
第6話では、花村薫が母・聖子の入院に付き添うために“ニセママ”としての役割を3日間休止する。一方、茉海恵は多忙な合間に職場の同僚からのお茶の誘いに戸惑いを見せる。また、本橋家では息子・圭吾の留学話が浮上し、妻のさゆりが夫の決断に葛藤する姿が描かれる。こうした家族の問題が交錯する中、薫は病院で思いがけない再会を果たし、物語はさらなる波乱の局面を迎える。