全国高校サッカー選手権大阪大会で6年ぶり2度目の優勝を果たした興国高校(大阪市天王寺区)サッカー部が、部員複数による飲酒問題で停学処分を受ける事態となり、注目を浴びている。輝かしい栄冠の影で浮上したこの問題は、部活動の運営体制の見直しと、12月末に控える全国高校サッカー選手権大会への出場可否をめぐる重要な判断を迫られている。

学校の公式発表によると、12月2日の夜、府内の飲食店で数名の部員が飲酒行為を行い、翌3日未明にはその中の1名が路上で倒れて救急搬送される緊急事態となった。幸いにも命にかかわる重大な事態は避けられたが、この出来事は関係者からの問い合わせを受けて学校側に伝わった。
調査の結果、飲酒を認めた複数の部員には厳格な停学処分と無期限の部活動参加禁止が科された。一方で、飲酒を否定した他の部員は現時点で練習を継続しており、チーム全体の活動停止には至っていない。
学校側は今回の問題を深刻に受け止め、追加の問題行動がなかったかを徹底的に調査している。また、日本サッカー協会や全国高校体育連盟への報告も完了し、全国大会への出場可否については慎重に審査が続けられているところだ。
今回の飲酒問題は、部員たちが掴んだ成果と相反する形で浮上し、学校や関係機関の対応次第で部活動の健全性や選手の将来に大きな影響を及ぼすことが懸念されている。今後も地域社会や関係者からの関心が高まることが予想される。